Q&A 喪中
◆忌中や喪中は、どんな意味?
親戚に不幸があった場合、一定期間忌み慎んだ生活を送り、慶祝に関する事柄を差し控える習慣です。
「忌中」は、より謹慎の意味が深いもので、宗派により四十九日もしくは、三十五日の忌明け(満中陰)まで、キリスト教では、五十日迄です。
「喪中」は、故人との縁戚にもよりますが、年賀状の欠礼などが一般的です。
◆喪に服するのは、誰まで?
最近では、実父母、実子、兄弟、姉妹など血縁の深い者に限ることが多いようです。
故人から三親等迄が喪に服する習わしがあるようです。
◆実家の父が死亡、嫁ぎ先でも喪中?
嫁ぎ先そのものは喪中ではありませんが、実の父を亡くした娘として親戚関係には、喪中の立場を取ることが必要でしょう。
(年賀欠礼の挨拶状を出すとよいでしょう。) 喪中はがき等
◆会社社長の社葬(葬儀)を実施、会社の年賀状は?
喪中は、故人に関するもので会社そのものには喪中の習慣はありません。
ただし、個人経営の色合いの強い企業の場合は、忌中(忌明け前)に正月が来る時には、欠礼とするのが一般的です。
取引先には、十一月後半から十二月前半までに年賀欠礼の挨拶状を出しておき、年賀状や新年の挨拶回りなどを差し控えるようにします。
又、親族間では、喪中に当たる期間は欠礼とします。
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